トレイルランニングシューズ

トレイルランニングの場合、何をさておき一番大事なのはシューズだと思います。

六甲山にちょこっと遊びに行くだけなら、始めはジョギングシューズでもアウトドアシューズでもウォーキングシューズでもいいんです。ソールパターンが自然道でグリップするもの、つま先が補強してあって指先を痛めないものだととりあえずはOKです。 

パソコンや自動車産業の技術進化同様にスポーツシューズのテクノロジーも、日々進化しているようで、
最近のトレイルランニングシューズの動きやすさ、グリップ性は感動的です。 
ケガを防止し、体力と技術不足をサポートしてくれるんです。
北京オリンピックで話題になった水着「レーザーレーサー」みたいなもんです。
着用するだけで世界新記録連発ってどんなんやねん!と思いますが
いい道具って、飛躍的にスポーツのパフォーマンスを高めてくれるんです!ゲルフジASI_TJR609_9023_S4[1].jpg<

代表的なモデル

トレイルランニングシューズは、レーシング用の軽さ、動きやすさ重視のスピードモデルのタイプと
長距離仕様・安定性重視のセィフティモデルのタイプの2つに大別できます。

六甲トレイルランニングクラブ シューズ ウリさん

使う人の目的、走力のレベル、履きごこち、好みなんかでどれにするか選ぶわけですが
前者は大会に出たりタイムトライアルするような走力のあるシリアスな人。
後者はビギナーが中心なのですが、体に負担をかけずに長時間走るためにベテランの人でも履いています。
最近はその中間ゾーンのシューズも発売されつつあります。
スピードモデルのような軽いシューズを履きたいけれどクッション性と安定性も欲しい。
トレイルラン人口増加に伴い、両方のいいとこどりを望む声が高まっています。 
例えば、パソコンだとモバイルできて軽くて丈夫で、機能が多くて処理能力の高いもの、、、、
カメラだとデジカメの手軽さと一眼レフの機能が融合したもの、、、、、、
とわがままなリクエストなのですが、ユーザーのニーズが市場の拡大とともに高まっていく現象ですね。
2008年の秋現在、

スピードモデルの代表はアシックスのゲルフジ
セィフティモデルの代表は モントレイルのコンチネンタルディバィド
だと思います。この2つを基準として私がいろいろ使ってみた感想を述べたいと思います。



2012年後継モデル アシックスの『ゲルフジレーサー』(左) モントレイルの『マウンテンマゾヒスト』(右)。

ゲルフジとモントレイル34022479_1517416405_183large.jpg

どちらも機能性は進化しており万能選手になっていますが、2008年モデルのほうが極端なつくりで尖っててヨカッタ。ゲルフジはソールが薄くて軽いスピードモデル、モントレイルはがっちりしっかり安定する長距離モデルの路線が好ましく感じています。