武庫川
おすすめ度:
平和なリバーサイドラン
兵庫県西宮市と尼崎市の境を流れる武庫川河川敷。
とても気持ち良く走ることが出来ます。
川にかかった橋の上に駅のホームがある、「なんじゃこりゃぁ?」な、 珍しい阪神武庫川駅。
武庫川の右岸(西宮市側)には全長7kmのランニングコースと
サイクリングロードがあり、ウォーキングや犬の散歩を
このコースは、河川敷なので路面はアスファルトではなく、カチカチの硬い土です。
小石や砂が浮いており、グリップのないシューズだとやや滑りやすく、
少し凸凹もありスピードを出して走りたい人には不向きではないかと感じます。
シューズの中に小石が入りやすいのも気になるところ。
でも直線でほぼ平坦な、走って気分の良いロケーションです。
西宮国際ハーフマラソンのコースにもなっています。
一応コースの終点。 この先も道は続いており宝塚まで走っていけます。
夜はコース全般に街灯がなく真っ暗!危険です。
格差社会の足音が聞こえる
武庫川を走ると、東京のランニングのメッカ、荒川河川敷と比較してしまいます。
荒川はドラマ”金八先生”、映画” 嫌われ松子の一生”
( 河川敷で主人公は撲殺される)の舞台でもあり、
高速道路と下町の公団住宅が立ち並び、殺伐とした雰囲気が漂っています。
対して武庫川は、松林の風光明媚な水辺の遊歩道。
そこそこ裕福そうな家庭やマンションが河岸に点在。
川原に座っておしゃべりをするカップルや、広場で遊んでいる親子の姿も。
あ~~~ 幸せ!
平和やな~。 阪神間のシアワセで穏やかな日々の暮らしを感じることができます。
給水ポイントとトイレが少ないのがランニングコースとしてはネックなのですが、
そもそも近所に住む人が憩う場所なので、電車で遠征して、
わざわざ走りに来る人は少ないのでしょう。
そんなほのぼのとした河川敷にビニールハウスがチラホラ立ち並んでいるんです。
家賃無料のレゲエな生活が、ここ武庫川でも許されるのか!
なんて寛容な行政! 地域住民もやさしいなぁ!
そのうち集落になって、ブルーテントとダンボールの家に占拠されて
浅草隅田川河川敷みたいになっちゃいますよ。
こういう大人の姿を子供に見せると、心が荒んで
ホームレス襲撃事件とか起こりますよ。
景観や倫理上どうこういう以前に、教育上よろしくないと思うんだがなぁ・・・・
・・・などと、近い未来を憂いたくなるのです。
平和な河原にだら~っと寝そべって酒盛りしている陽気な住人達。
彼らを横目で見ながら走っていると、
ウム。私も・・・、サラリーマンの暮らしを捨てて
ここに住んでみたいなぁ・・・・・自由だなぁ
なんかそういう生き方も良いな。
真面目に仕事なんかやってられねえな。
などと思ってしまうのです。
武庫川のほとりで暮らすのは幸せなんだろうけど。。。。
( 日本が崩壊する兆しがする)
<<<<<<2012/04 追記>>>>>>
兵庫県西宮市と尼崎市の境を流れる武庫川河川敷。
阪急・JR宝塚駅から宝来橋を西側(神戸・西宮側)へ、
西側の武庫川河川敷を走れるのは「末広中央公園」からになります。
(阪急宝塚南口駅・逆瀬川駅が至近)
河川敷は二、三年前よりも整備されています。
2011年9月東側(大阪・尼崎側)の河原を宝塚から南下したところ
伊丹市西昆陽で川の支流と合流するところで
河原がとだえて、戻る羽目に。
武庫川がイマイチ好きでなかった理由が、
一部未舗装の砂地のダート道が滑りやすく
ちょっと走りにくさを感じていました。
が、トレイルランニングシューズ、アシックスのゲルフジレーサーを
試しに履いて行ったら路面のグリップ良く快適に走れました。
(今度、西宮ハーフマラソンに出るときはコレを履こう・・・)
山手幹線 (やまかん)へ繋がるのでロング走のコースもつくりやすいです。。
http://rokkotrail.net/step1/post_48.html
阪神間のご近所ランニングコースとして親しまれている『やまかん』。
西宮北口から三宮までは約15キロ。
公道ですが芦屋周辺はとても走りやすい。
5~10キロのタイムトライアルやペース走、
これには六甲アイランドとHAT神戸が信号なしで、フラットで周回。
トイレ、自販機、夜は照明があるので良いのですが、
20キロ以上になると、同じところをぐるぐる周回するのに飽きてしまうんです。
ロードの練習がツマラなくなってしまうのです。
そんなわけで、やっぱり武庫川、加古川、淀川の河川敷をランニングコースに
活用しなければ、、、と再認識。