山手幹線 (やまかん)
おすすめ度:

阪神間のご近所ランニングコースとして親しまれている『やまかん』。
今回は西宮北口から三宮まで約15キロのコースを辿ります。

山手幹線(やまてかんせん)とは
兵庫県尼崎市戸ノ内町から兵庫県神戸市長田区まで
阪神間を東西に結ぶ総延長29.5kmの幹線道路である。
都市計画道路であり、大部分の区間が4車線である。
尼崎市の一部を除き、尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市の市道である。
2010年10月24日、芦屋市松ノ内町〜芦屋市西芦屋町
(芦屋川横断工区…芦屋川の下を潜る地下トンネル)が通り、
全線開通となった。
地元では略して「山幹(やまかん)」と呼ばれることもある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(芦屋市ホームページより転載)

(誰でも行ける) おせっかいアクセス案内

阪急電車西宮北口駅の南口を出ます。

阪急西宮ガーデンズと芸術文化センターの間の道を南方向へ徒歩で5分。

両度町の交差点、ナフコ~ミドリ電化あたりからスタート。
ひたすら西へ走ります。


国道171号線を越えるまでの1.5㌔は、歩道の通行量も多く
自転車が疾走して来ますので、ゆるくジョグで。

さくら夙川の手前あたりから歩道が広くなります。

右手に甲山が見えます。

阪急電車夙川駅の松並木。少し登り坂に。
歩道の幅が広くなり、どんどん走りやすい道になります。



芦屋市に入ると路面がタイルになり、整備されており
とても走りやすい。右手に六甲山を見ながらスピードアップ!

JR芦屋駅の山側。ラポルテを通過。

芦屋川のところで車道はトンネルになり川をくぐります。

ランニングする時は側道へ。


側道から土手に上がり大正橋を渡ります。

月若公園の中に入ると、山幹に戻る階段があります。
西向きで走ると芦屋市は下り基調のダウンヒル。

芦屋市は山幹の中でも最も走りやすい区間といえます。



芦屋市から神戸市に入ったとたんに路面が庶民的に。

神戸市民としては笑えてしまう。。。

トホホ・・・・

JR甲南山手駅

本山の街並みも品良く風情があって芦屋とはまた違った良さがありますね。

JR摂津本山駅

山側には阪急岡本駅があります。

岡本からは、しばし登り坂。

坂のてっぺんに住吉川にかかる水道橋があります。

住吉川の遊歩道は東灘区のランニングのメッカ。
御影を通過し石屋川を渡ります。
永手の分岐で左方向に行かないよう注意。
ここには傾いた喫茶店があります。
「震災で傾いたままやねんで」という神戸っ子の定番ジョーク。
以前はレードル(旧名称ミニ)という名前で40年前の営業時から
傾いた設計。
想い出を引き継いで、別のオーナーが営業を続けられているようです。
弓木町4丁目交差点。右手にジョリーパスタ。
ここを右折すると高羽を経て、さらにハードなアップダウンの道が
新神戸まで続きます。通称「山幹の一本上の道」。
鍛えたい方にはオススメ。 今回は直進します。
六甲口あたり。山手は阪急電車六甲駅。海側はJR六甲道駅。
このあたりに来ると庶民的な街並みでホッとしますが、
芦屋の整備された歩道と比べると少し走りにくいです。
都賀川(増水事故に合掌)を越え、右手に灘警察署。
山幹沿いにはスイーツのお店がたくさんありますが、
うまいっす!
山側には水道筋商店街。
全国の商店街が軒並み閑古鳥で苦戦している中、ここだけは別格に活気があるのです。
山手幹線と平行ですので、軽くジョグして店をのぞくのも楽しい。
その昔「ハイジ」という名で愛されていたケーキ屋&喫茶店。
今は携帯電話の店になっています。哀しい。
このアーチ橋は近代建築として歴史的価値があるらしい。
高架をくぐると道が分岐します。
山幹を正しくトレースする場合は、線路沿いに左へ。

阪急神戸線北側の割塚通・国香通・二宮橋を走る線が正式な山手幹線。

加納町交差点、北野坂あたりを左折するとJR三ノ宮、阪急三宮駅ですね。
神戸市道「長田楠日尾線」。(通称「原田線」)
地元の人、タクシードライバーの方は、こちらの道を
「山幹(やまかん)」と言われることがあります。
こっちの方が「山手幹線」っぽいイメージで、親しまれている感じが。
王子動物園
「原田線」を「山手幹線」と呼ぶのは間違いのようですが
王子競技場前交差点から動物園~布引・新神戸に繋がる原田線も
走って気持ちいいコースです。
新神戸に到着。
生田川
走り足りない人は、山手幹線をリバースするのもいいですが
東向きだと登り基調の15㌔になり結構キッツイです。
鉄道に並行しアクセスしやすい山手幹線。 ロードを走りこみたい時、
ちょっとランニングしたい時、日常のランにぴったりです。