
六甲全山縦走(全縦) タイムトライアル PART- 2 天狗道-宝塚ゴール
天狗道
702Mの摩耶山山頂までの標高差500Mあまりを一気に登る。
岩場をすばやく登る際に手を使うので手袋を装着。
縦走大会では、天狗道-稲妻坂では脚に痙攣を起こして倒れる人も出る。
阿鼻叫喚の地獄絵図!
天狗道 学校林道出合 全山縦走路のちょうど中間地点。
ひざガクガクならば無理せずにゆっくり登ろう。
ゲルフジで岩場をガンガン駆け登ります。
トレイルランナーはここはガッツを出して登らないとね。
摩耶山頂まで登った時点で、後半にどれほど体力を残してるかが
ポイントになります。
摩耶山頂 13:00 経過タイム 06:00
摩耶山山頂である掬星台には自動販売機、トイレあり。グロッキーならばロープウェイとケーブルで・・・
ここから車道を進み、摩耶ロッジの横からアゴニー坂を下ります。
また車道に出て摩耶山自然の家を過ぎたところからハイキングコースに入り、
石段を登る。
天狗道、稲妻坂が終わって油断していると、この石段が地味~にシンドイのです。
三国岩を経て丁字が辻。( ただの交差点です)
六甲山ホテル
右手に行けば六甲ケーブルでふもとまでエスケイプできます。
記念碑台に向かいます。
六甲山ハイキングの開祖? グルームさん胸像
茶亭 登六庵の前を通過
縦走路は、神戸ゴルフクラブ、凌雲台を経て六甲最高峰へと続きます。
このゴルフ場の中の道、自然破壊で開発賛否両論なのですが、
私は縦走中は一息つけて好きです。

山頂の舗装路で脚が痛んでくるので走りやすい地道がうれしく、アクセントになるのです。
ガーデンテラス


このあたりで体力の限界が来た場合や
夕暮れが訪れ日が沈みつつあるのに・・・・ ライトを持たずに来てしまった人!
阪急バスで下山する路線に乗るか、六甲ケーブルに戻り山を降りるか、
有馬温泉方面に急いでエスケイプしましょう。

一軒茶屋
最高峰
六甲最高峰931mは、一軒茶屋前の車道から少し入ったところにあります。
縦走路を正しく踏襲するならば立ち寄りましょう。
縦走大会では、車道を進んでもいいことになっています。
しかし正統派は、車道脇道の縦走路を踏んで行きましょう
あと12キロの看板。
この地点で全行程の約4分の3。
船坂峠を越え大平山を下る。
一気に走り降りたいコースですが、体力も消耗しているので慎重に。
このあたりの下りは、トレイルランニングではどんどん飛ばす。
余裕があるかいっぱいいっぱいかで、タイムに差がつきます。
このあたりは目印が少ないのです。
自販機、トイレはもちろん無い山の中です。
太平山
こきざみに登りもあって、ダメージを感じます。

大谷越え
一 度車道と交差して譲葉山、岩倉山へと林道を下る。 わりと新しい近畿自然歩道の看板。
これが立つ前はルートを見失いやすく
ここで終わった! と思っては絶対いけない。油断大敵。
塩尾寺からはアスファルトの急な舗装路を3km下っていきますが、この3kmがホント膝にくるし、
走れば内臓が揺れてシンドイこと。つらいこと。
そして宝塚駅。ゴォーーール。
さぁ? 10時間は切れましたか?
疲労感と達成感と充実感につつまれて、阪急宝塚駅から帰路へ。
おつかれさまでした。