六甲全山縦走(全縦) タイムトライアル PART- 1 須磨スタート-市が原

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六甲全山縦走とは

神戸の背後に連なる緑のびようぶ、六甲連山。
西は須磨から東は宝塚まで、コースの全距離は公称56km
 
尾根をたどりながら、1日のうちに、自分の力で、
個人の責任で歩き通すのが
六甲全山縦走です。  ( スピードを競う大会ではありません。)
これを広く市民が楽しみ、自らの責任のもと、
自らの体力と精神力を鍛え、
目的を達成する喜び、そして神戸のまちと自然、人のふれあいをはかる、
歩くスポーツの祭典がKOBE六甲全山縦走大会で、
毎年11月の第二日曜日と23日の休日に開催されています。
                ( 神戸市ホームページより転載 )
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目標タイム10時間以内
 
六甲山トレイルランニングクラブは、ビギナーは12時間以内。
がんばれる人は、10時間以内の走破を目標としましょう。

スピード記録は、4時間半
バリバリのアスリートは、5時間半 -7時間
ハイカーは、12-15時間踏破が目安です。
根性だけで、いきなり挑戦するのは無謀です。 
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12時間以内での縦走は、登りは、しっかり歩き、
走れる所は、ゆっくりでも走る。( 下りは基本的に走る。)
休憩は適度に短目に。
 
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10時間以内での縦走は、全ルートをきっちり走ります。
登りのスピードダウンをカバーするために、平地と下りで挽回する、
もしくは貯金をするというレース感覚でペース配分を組み立てます。
 
朝の6~8時には須磨をスタートして、
16~19時には宝塚に辿り着く計画で。
暗くならないうちにゴールします。( 無灯で。ライトを使用しない。)
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11月の縦走大会の日は、渋滞しますし、
走ると他の参加者に迷惑や危険を及ぼすかもしれません。
タイムトライアルは別の日にグループや個人でトレーニングがてら
チャレンジされることを推奨します。
 
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10時間以内走破の目安タイム 

ポイントとしては、過酷な登りを伴う、菊水山頂と摩耶山頂の

到着タイムと体調、疲労度。

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東六甲縦走路宝塚への分岐地点で、残り12キロを走れる後半の余力が、

残っているか否か?も目安です。

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地点      時刻 /ラップタイム(区間所要時間)/スプリットタイム (スタートからの経過時間)


スタート

須磨浦公園    07:00            -                     -

妙法寺交差点  08:30         01:30             01:30

菊水山山頂   10:30         02:00             03:30


大竜寺      11:30        01:00            04:30

摩耶山頂    13:00        01:30           06:00


記念碑台     14:30       01:30           07:30

東六甲縦走路(宝塚方面)分岐

           15:30      01:00            08:30

ゴール宝塚   17:00      01:30           10:00  

参考 /   毎月六甲全山縦走をされているHASEさんの記録です

http://homepage1.nifty.com/hase/training/rokko.html  ※2014.9.8リンクを変更しました。

(2010,03,30 許可をいただいてリンクでご紹介します。)

 

12時間以内の目安タイム 

10時間との違いは、登り主体となる前半~中盤の摩耶山までを

やや抑え目に設定しています。

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ビギナーの方だと現実的には、前半は歩き主体になりますので、

菊水山、摩耶山地点で +1時間~2時間かかるかもしれません。

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東六甲縦走路では、下り坂を走り慣れていないと疲労した脚にダメージがきますので無理しないように。安全第一で。

6夜[1].jpg

 

 

 地点      時刻 /ラップタイム(区間所要時間)/スプリットタイム (スタートからの経過時間)


スタート

須磨浦公園    07:00            -                     -

妙法寺交差点  09:00         02:00          02:00

菊水山山頂   11:30        02:30           04:30


大竜寺      12:30        01:00            05:30

摩耶山頂    14:30       02:00           07:30


記念碑台    16:00       01:30             09:00

東六甲縦走路(宝塚方面)分岐

          17:15        01:15           10:15

ゴール宝塚   19:00      01:45           12:00  

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コースガイド

 ・タイムトライアル(10時間)の経過タイムを記載しました。

・何回かに分けて練習しても良いですね。

 ・途中で体力の限界が来た時に中止し、安全に帰るための

 エスケイプルートをご案内しています。

スタート

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須磨浦公園    AM07:00            -                     -

須磨浦P1000703.JPG

山陽電鉄須磨浦公園駅をスタート。

須磨浦P1000706.JPG須磨浦P1000704.JPG

いきなり登りが始まります。

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鉢伏山上への階段。ゆっくりとウォーミングアップのつもりで登ればいいのですが
いきなりの坂のシンドさから、体力不足が不安になり、序盤で凹んでしまうことも。
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山上遊園 トイレと自販機があります。

旗振茶屋P1000714.JPG

旗振茶屋-鉢伏山

 1 海景色P1000711.JPG

振り返れば須磨浦の海がキレイに光っています。

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旗振山

尾根伝いに旗振山、鉄拐山と250Mほどの山が続く。

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おらが茶屋P1000725.JPG

歩きやすい道を下っていくと おらが茶屋があります。
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 独特カレーが有名。 営業時間に注意。
"おらが茶屋"の経営者が2012年4月で変わり
名物の「独特カレー」は失くなっていましたたらーっ(汗)

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のんびり縦走される時は立ち寄りたいレストポイント。
 1 鉄 高倉・・・P1000717.JPG

1高倉へP1000731.JPG

高倉山 高倉台

埋め立てのために削られた高倉山の跡に出来た町、高倉台へくだります。

1  400階段P1000733.JPG

    そして・・・400階段  栂尾山に続く急なコンクリート階段を登ります。 

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振り返って上からみおろしてみる。高い・・・
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ここを走る時はココロが折れそうになります夏はツライよ。
縦走大会ではここでは必ず渋滞が起こります。
 
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標高274 Mの栂尾山からは明石海峡から神戸の景色が広がります。
栂尾山 横尾山 馬の背

須磨アルプスP1000753.JPG 縦走P100075.JPG

標高312Mの横尾山から東山の間の荒々しい馬の背は前半戦のハイライト。

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「須磨アルプス」と呼ばれ、剥き出しの花崗岩に鎖が張られているなど、非日常なダイナミックエリア。

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住宅街の近くにこんな場所があるのが驚きです。

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ここも縦走大会の日は大渋滞になります。 道幅も狭いしね。

 安全に追い抜くのは難しく走ると迷惑になることも。

 タイムトライアルは危ないから大会以外の日にやりましょう。

 1ゲルフジのトラス バネP1050193.JPG

1ゲルフジのつま先フォルムなどP1020381.JPG
富士登山競争で履かれる山岳レースシューズです。
薄底でソールにバネがあり動きやすい。
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タイムトライアルの場合、スピード重視でカッ飛ぶ走りには強い味方。 
AコンチP1020178.JPG

ゆっくり行くときのシューズはモントレイル コンチネンタルディバイド。 

長距離を安全にしっかり移動なら厚底系のしっかりした靴がいい。

 AコンチP1000744.JPG

六甲全山縦走では攻めるときはゲルフジ、のんびりならばモントレイルのコンチを履くことが多いです。

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妙法寺交差点  AM08:30         経過タイム01:30

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エスケイプルートとしては、ここで神戸地下鉄 妙法寺駅から帰ることができます。

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 妙法寺を経て信仰の山、高取山を登ります。 

標高320Mにしてはちょいと急な登りで、このあたりからジワリと疲労が。

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月見茶屋
高取山を下ると丸山の市街地を通過してひよどり越へ

丸山

1 菊水前P1000988.JPG

鵯越

菊水山登りP1000996.JPG

さぁ!やってきました。 第一関門の菊水山。 標高459M

菊水山階段P1000998.JPG

 走るとお尻がちぎれそう・・・途中で脚がコムラ返りになった人も。

ハイカーで渋滞していると内心ホッとしたりします。

菊水山の行列P1000999.JPG

 でも、遅すぎるとペースが乱れて逆にシンドイのです。

縦走P1010005.JPG

 菊水山山頂   AM10:30         経過タイム       03:30

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タイムトライアルの人は、のんびり休憩せずに、251Mの天王吊橋まで一気に200M下る。 

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菊水山でココロが折れた場合、、、神戸電鉄の鈴蘭台にエスケイプして、

餃子の王将に行ってビールを呑んで帰ったことがあります。ハイ。

1鍋へP1010023.JPG

有馬街道を渡り再び標高487Mの鍋蓋山を登るという、「M」エムの文字のようなふたつの山越えです。せっかく菊水山を登ったのに一気に下りまた登るというのは、まさにドエムです・・・・

 1有馬街道P1010028.JPG 有馬街道を見下ろす          つりばしP1010029.JPG

天王吊橋           

  Aなべぶたやまへ天王谷P1010027.JPG

鍋蓋山

Aなべぶたやまのあとの立て看板P1010037.JPG

  市ヶ原を目指して再度山を下っていきます。

 大竜寺P1000618.JPG

 大竜寺    AM11:30        経過タイム           04:30

A滞留時のあたりの舗装道路P1010045.JPG

大竜寺あたりの舗装道の下りを走るときに足にキテいないか、膝関節や筋肉のコンディションをはかるようにしています。

市が原P1010053.JPG 
市ヶ原の川原。
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 桜茶屋  自販機、トイレもあり、ここは補給ポイントです。
 1 そして天狗道に看板P1040313.JPG
市ヶ原を後にすると縦走最大の難所、摩耶山の天狗道-稲妻坂の急登坂が待っています。
まだ半分来ていませんがコースを2分割する場合は、ここで終了。
新神戸まで下山しましょう。
 1 新神戸まで2.3きろP1040317.JPG

A新神戸駅 画像2009  006.jpg

この続きは  

 

これ以上ペースダウンすると後半、暗くなります。必ずライトを携行しましょう。