芦屋~六甲山~有馬
おすすめ度:
ハイキング超定番コース
阪急芦屋川→高座の滝→ロックガーデン→風吹岩→横池→雨ヶ峠
→本庄橋→七曲がり→一軒茶屋→最高峰→魚屋道→有馬温泉
小学生の遠足、六甲山ハイクに一番ポピュラーな人気コース。
しかし、トレイルランニングには????
(誰でも行ける)おせっかいアクセス案内
阪急芦屋川駅、山側からスタート
芦屋川を右手に見ながら高級住宅街を山へ。
看板の道案内があるので初めてでも安心。
今回は左へ。
ロックガーデン入口。
滝の茶屋、大谷茶屋 いつまでも存続して欲しいです。
トイレが少ないのがこのコースの難点。
有馬につくまでのトイレは(芦屋川駅、高座の滝、一軒茶屋)の3か所のみ。
女性は 特に注意されたほうが良いと思います。
芦屋ロックガーデン
日本のロック・クライミングの発祥地として知られています。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
手を使って岩場をよじ登るのは楽しい。
・・・ちびっ子はテンションがあがりまくる非日常エリア。
土日はハイカーで盛況。 人気スポットなんで混雑して渋滞することも。
小学学生の遠足や親子連れに出会ったら、ちょっと待ちましょう。
『トレイルランニング』として、走るには慣れが必要。初心者は歩きましょう!
注意して登れば危険箇所はありませんが、梯子や鎖場(チェーンが
設置されている)があります。
風吹岩(標高447m )
視界がパッと開け、神戸のや海、大阪方面の眺望が見渡せます。
風化に加えて阪神淡路大震災で崩れ、昔よりも低くなってしまいました。
ハイキング感覚でのんびり登ると芦屋川駅から風吹岩まで2時間弱かかります。
トレイルランニングの場合は、1時間未満での到着が目安。
風吹岩から六甲最高峰目指して北へ。
芦屋カンツリークラブの敷地をイノシシ除けのフェンスについたドアを開けて、
雨ケ峠から最高峰をめざすのに、<Ⅰ>東おたふく山から蛇谷北山を抜けるか、
<Ⅱ>住吉道-本庄橋跡-七曲りから行くか、ふたつのルートがあります。
<Ⅰ>東おたふく山( 標高697m)。絶景の草原を緩やかに登って行くコース。
山頂から蛇谷北山を目指して、さらに登り道に取りかかります。
おおかた登りっぱなしです。
東おたふく山までは六甲山の中でも人気のハイキングコースです。
しかし、六甲山最高峰を目指すハイカーはほとんど七曲りのコースをとるようで、
蛇谷北山以降のコースは、あまり人気のない静かなルートなんです。
体力が有り余っているトレイルランナーは、東おたふく山を走り回り、
雨が峠に戻って、Ⅱのルートで行くのも良いでしょう。
<Ⅱ>住吉道-本庄橋跡-七曲り
住吉川までの下りは、しばし快適なトレイルランニングが楽しめます。
本庄橋という石橋の跡を過ぎ、奥池からの登山道との分岐を経て、
六甲最高峰を目指します。住吉川を再度渡り、七曲りの登り。
くだりもあるけど、基本的に登りっぱなし。
ジグザグの道を上り詰めると山上を走る舗装路・一軒茶屋の裏手に出ます。
一軒茶屋
無料の休憩小屋ではなく、営業している老舗の食堂・売店です。
六甲山最高峰
あとは有馬温泉目指し、ひたすら楽勝!の下りルートとなります。
一軒茶屋から有馬までのととや道は道幅が広く走りやすい山道です。
関西の温泉の中でも歴史ある有馬温泉。
温泉街に出ると、観光客がいっぱい。
いかにもレイルランニングな格好だと、かなり浮いてしまう 。
有馬温泉会館・金の湯:料金は¥650で自動販売機で券を買うシステム。
お湯は鉄分を含んだ温泉で、錆色というか、茶色のお湯。
浴室内は観光客も多く混雑しています。(健康ランドみたいなもの)
竹中肉店が店頭で揚げているコロッケにはすごくそそられます。
有馬のバスターミナルから、大阪、新神戸、三宮、西宮、芦屋行き
・・・各方面に運行。 電車もありますがバスが楽チン。
初心者の人は最高峰から、有馬温泉までの下り4.5㌔(ととや道)を
無理のないスピードで走ってみましょう。
このコースは、前半のロックガーデンから最高峰まで登りが中心。
ハイキングコースとしては、大・推・薦なんですが、
トレイルランニングとして、全ルートを走ると結構キツイ。
初心者の人には、前半の登りを走り通すのはしんどすぎます。
このような基本となるハイキングコースをひとまず体験してみて、
いろいろアレンジして、工夫することで、
六甲山トレイルランにバッチリの
ゆる~い入門コースを皆さんでつくっていきましょう。