芦屋~六甲山~有馬

おすすめ度:☆☆

 ハイキング超定番コース

  阪急芦屋川→高座の滝→ロックガーデン→風吹岩→横池→雨ヶ峠

→本庄橋→七曲がり→一軒茶屋→最高峰→魚屋道→有馬温泉

 小学生の遠足、六甲山ハイクに一番ポピュラーな人気コース。

しかし、トレイルランニングには????


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   (誰でも行ける)おせっかいアクセス案内

STARTマーク.jpg

  阪急芦屋川駅P1020795.JPG 芦屋川駅P1020203.JPG

 阪急芦屋川駅、山側からスタート

①.jpg芦屋川を右手に見ながら高級住宅街を山へ。

 芦屋川P1020802.JPG 看板P1020191.JPG

看板の道案内があるので初めてでも安心。

 かんば゜んP1020167.JPG  右:城山を経て荒地山  左:高座の滝を経てロックガーデン

今回は左へ。

②.jpgロックガーデン入口。 

 入り口P1020156.JPG 大谷茶屋P1020150.JPG

滝の茶屋、大谷茶屋 いつまでも存続して欲しいです。

トイレが少ないのがこのコースの難点。 

有馬につくまでのトイレは(芦屋川駅、高座の滝、一軒茶屋)の3か所のみ。

女性は 特に注意されたほうが良いと思います。

  滝P1020142.JPG  高座の滝

③.jpg芦屋ロックガーデン

日本のロック・クライミングの発祥地として知られています。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

  ロックガーデンP1020135.JPG 岩場P1020138.JPG

手を使って岩場をよじ登るのは楽しい。

・・・ちびっ子はテンションがあがりまくる非日常エリア。

ロックガーデンP1020124.JPG  

土日はハイカーで盛況。 人気スポットなんで混雑して渋滞することも。
小学学生の遠足や親子連れに出会ったら、ちょっと待ちましょう。

『トレイルランニング』として、走るには慣れが必要。初心者は歩きましょう

 はしごP1020117.JPG ロックガーデンP1020132.JPG

注意して登れば危険箇所はありませんが、梯子や鎖場(チェーンが

設置されている)があります。

④.jpg風吹岩(標高447m )

視界がパッと開け、神戸のや海、大阪方面の眺望が見渡せます。

風化に加えて阪神淡路大震災で崩れ、昔よりも低くなってしまいました。

素敵カップルP1020906.JPG 風吹岩P1020104.JPG 風吹岩P1001223.JPG風吹岩P1001221.JPG 風ふきいわP1020905.JPG かぜふきいわ裏.JPG    

ハイキング感覚でのんびり登ると芦屋川駅から風吹岩まで2時間弱かかります。

トレイルランニングの場合は、1時間未満での到着が目安。

⑤.jpg 風吹岩から六甲最高峰目指して北へ。

芦屋カンツリークラブの敷地をイノシシ除けのフェンスについたドアを開けて、

中に入っていく感じで歩きます。
 山の緑P1050503.JPG  もみじP1050504.JPG

雨ケ峠から最高峰をめざすのに、<Ⅰ>東おたふく山から蛇谷北山を抜けるか、

<Ⅱ>住吉道-本庄橋跡-七曲りから行くか、ふたつのルートがあります。

雨が峠看板.JPG  たて看板.JPG

<Ⅰ>東おたふく山( 標高697m)。絶景の草原を緩やかに登って行くコース。

天気が良い日は最高に気分良し。東おたふくP1010245.JPG

 山頂から蛇谷北山を目指して、さらに登り道に取りかかります。

 おおかた登りっぱなしです。

 東おたふく山までは六甲山の中でも人気のハイキングコースです。

 しかし、六甲山最高峰を目指すハイカーはほとんど七曲りのコースをとるようで、

 蛇谷北山以降のコースは、あまり人気のない静かなルートなんです。

 体力が有り余っているトレイルランナーは、東おたふく山を走り回り、

 雨が峠に戻って、Ⅱのルートで行くのも良いでしょう。

 <Ⅱ>住吉道-本庄橋跡-七曲り

 住吉川わたるP1010267.JPG  住吉道P1050495.JPG 

 住吉川までの下りは、しばし快適なトレイルランニングが楽しめます。

 青空P1050501.JPG イメージP1010282.JPG

本庄橋という石橋の跡を過ぎ、奥池からの登山道との分岐を経て、

六甲最高峰を目指します。住吉川を再度渡り、七曲りの登り。

くだりもあるけど、基本的に登りっぱなし。 

 ジグザグの道を上り詰めると山上を走る舗装路・一軒茶屋の裏手に出ます。

 ⑥.jpg一軒茶屋

無料の休憩小屋ではなく、営業している老舗の食堂・売店です。

一軒茶屋P1050515.JPG  一軒茶屋P1010289.JPG  

茶屋で飲食しない場合は、自販機で飲料水を調達しましょう。 茶屋P1050510.JPG

うどん カレーP1010290.JPG 炭水化物の補給。夏場はカキ氷など。

⑦.jpg六甲山最高峰

最高峰P1010299.JPG  標高931m有馬へのたて看板P1050519.JPG(有馬温泉まで4.5㌔)

あとは有馬温泉目指し、ひたすら楽勝!の下りルートとなります。

 ⑧.jpg  このコースで有馬温泉に下るルートは、ととや道がポピュラー。
魚屋道の入り口は、茶屋からドライブウェイをはさんで北側をやや東に行った所。
 ととやみちへP1010302.JPG
「とと」とは魚のこと。
その昔、瀬戸内海でとれた新鮮な魚を有馬に運ぶため、
この六甲山の山越え道が使われていたことから、
魚屋の道・・・ととや道と呼ばれるようになったらしい。 

 ととや道P1010826.JPG

 一軒茶屋から有馬までのととや道は道幅が広く走りやすい山道です。

  ⑨.jpg有馬温泉街

 関西の温泉の中でも歴史ある有馬温泉。 

 温泉街に出ると、観光客がいっぱい。

 いかにもレイルランニングな格好だと、かなり浮いてしまう

 足湯P1010846.JPG 有馬の温泉街P1010864.JPG 銀の湯P1010857.JPG銀の湯 

 キンの湯P1010842.JPG キンの湯のれんP1010866.JPG つづみがたきP1010834.JPG鼓ヶ滝

 有馬温泉会館・金の湯:料金は¥650で自動販売機で券を買うシステム。

お湯は鉄分を含んだ温泉で、錆色というか、茶色のお湯。

浴室内は観光客も多く混雑しています。(健康ランドみたいなもの) 

本気で温泉を楽しみたいなら、温泉旅館に泊りましょう。
竹中P1010851.JPG コロツケP1010854.JPG

竹中肉店が店頭で揚げているコロッケにはすごくそそられます。

バスP1010879.JPG バスP1010884.JPG
有馬のバスターミナルから、大阪、新神戸、三宮、西宮、芦屋行き

・・・各方面に運行。 電車もありますがバスが楽チン。


初心者の人は最高峰から、有馬温泉までの下り4.5㌔(ととや道)を

無理のないスピードで走ってみましょう。 

このコースは、前半のロックガーデンから最高峰まで登りが中心。 
ハイキングコースとしては、大・推・薦なんですが、
トレイルランニングとして、全ルートを走ると結構キツイ。
初心者の人には、前半の登りを走り通すのはしんどすぎます。


このような基本となるハイキングコースをひとまず体験してみて、
いろいろアレンジして、工夫することで、
六甲山トレイルランにバッチリの
ゆる~い入門コースを皆さんでつくっていきましょう。