武田尾 廃線跡トレイル


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JR旧福知山線の生瀬~武田尾間の鉄道廃線跡をめぐるトレイル。

約7km。武庫川沿いの旧国鉄福知山廃線を辿るコース。 
トンネル跡、レールの跡、枕木の上を進む楽しいルートです。 
なまぜP1070941.JPGのサムネール画像
JR生瀬駅からアクセス。

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駅を出たら国道176号線へ出て北上。中国自動車道の高架手前へ。

武田尾アプローチP1070948.JPG

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側道を武庫川沿いに入っていきます。川に降りて行く道があります。

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武田尾川原へP1070953.JPG

 山間の田園風景。 

武田尾入ったP1070956.JPG
 1986年に旧国鉄が宝塚駅から三田駅の新線を整備し、 
廃線後から口コミ、ネットで広がり、 
今では人気のハイキングコースとなっています。 

武田尾②山P1070965.JPG

武田尾①P川1070964.JPG

「西日本旅客鉄道株式会社」のカンバンがあり、 
危険・警告「ハイキングコースではありません。立ち入らないように」 
・・・等々の事が記されています。事故は自己責任になります。 

武田尾 警告P1070958.JPG

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コース上の落石等の安全対策は万全ではなく、 
照明のないトンネルが6つあり。あせあせ(飛び散る汗) 

武田尾7 照明なし P1070980.JPG
(300 - 400mの長さで前方真っ暗。懐中電灯などライト必携) 
ライト P1080116.JPG 
PETZLのヘッドライトとハンディライト~LEATHERMAN Monarch400持参。 

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小学校低学年、女子、高齢の方、暗いのが怖い方にはおススメできません!

トンネル入り口P1080003.JPG

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先が見えない暗闇のところもあります。

トンネルP1070997.JPG

武庫川渓谷P1080008.JPG

武庫川渓谷が眼下に広がります。

武田尾12 鉄橋見えてP1080019.JPG

トラスP1080020.JPG
トラス橋武庫川第2橋梁。 
当時のままの古い鉄橋、枕木がそのまま放置されていて足場も悪い為、 
側道の錆びた鉄板の上を渡ります。

トラスの上 P1080025.JPG

武田尾13 鉄橋そくどう P1080024.JPG

下は渓谷。落下したら命の保障なし。 安全には十分留意する必要があります 
武田尾枕木P1070983.JPG 

 フラットな起伏がないコースのためトレイルランニングに良さそうですが 
枕木や砂利で足元は凸凹なため、カッ跳んで走ると捻挫しそう・・・走る人 

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軽く走って1時間弱。歩くと約2時間コースです。 
武田尾三 鉄板道P1070967.JPG

足場が悪いので安全に留意の上、自己責任でお楽しみください。

武田尾14 とんねるめまたまたP1080033.JPG

「スタンドバイミー」ムードを口ずさみなから楽しみましたが 
同行者は漆黒のトンネルの怖さげっそりに「踊るポンポコリン」を熱唱し 
恐怖を紛らわせていました。 

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大人の冒険心をくすぐるトンネル。。

トンネル内でP1070998.JPG

300~400メートルの長さのトンネルが数箇所あります。

武田尾8 注意喚起 P1070984.JPG

武田尾10 またトンネルP1080005.JPG

ゴールは武田尾温泉。食事や休憩スポットもあります。

武田尾17 たけだおおんせん P1080064.JPG

あぁオモロかったわーい(嬉しい顔)  廃線が残されているのは、補修には費用がかかる為。

宝塚市、西宮市の公費は投入されず2013年現在は放置。公式に認められていないトレイルなのです。 

武田尾18 たけだおえき P1080071.JPG

JR福知山線 武田尾駅から帰路につきました。

 武田尾19 駅 たけだおP1080075.JPGのサムネール画像

トンネルを抜けると…その先にあったのは雪国、ではなく新しい自分。

暗闇は果てしなく、どこまでも続くような気がして
自分がどこにいるのか、何をしているのか、
何をすればいいのかもわからない。
そして、暗さを感じてきたからこそ、
「明るさ」をうれしく大切に感じていける 新しい世界が開ける。
トンネルの「暗さ」を人生の「プロセス」なんだと思えるのです。
 
廃線トレイルのトンネル体験は『プチ臨死体験からの蘇生』。
暗い生と死の境から、この世に戻るように、
この世でまだなすべきことが残されているから復活するんだぞと。
 
精神的暗黒状態という名のトンネルから抜け出す事が出来たような気分。
苦しんでいた「悩み」から脱却し、復活意欲に満たされるかもしれません。