東お多福山

東お多福山(ひがしおたふくやま)は、神戸市と芦屋市にまたがる標高697mの山。

 山頂付近は六甲山系には珍しいササの草原が広がっており、
山のひらけた風景がトレラン気分にぴったり!
 
総走行時間2~3時間半ほどですが、東お多福山山頂周辺のササ原や草原、ロックガーデンの岩場あり、展望もよしと、コースに変化があって楽しいです。

 阪神間の小学生の遠足、親子ピクニック定番コースです。

トレラン入門にもバッチリ!まずはここから! 

おすすめ度:☆☆☆☆☆

東おたふくP1010241.JPG


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(誰でもいける ) おせっかいアクセス案内

初心者の気軽なトレラン入門コースとしてイチオシです。 

バスでアクセスしちゃいましょう! 

 ☆芦屋駅前P1010204.JPG

JRの芦屋 北側バスターミナルから阪急バスに乗ります。

東お多福山-奥池経由 芦屋ハイランド行  有馬温泉 山口営業所行

http://bus.hankyu.co.jp/rosen/0573.html#busmap

 ☆バスP1010203.JPG

このバスは阪神芦屋発でJR芦屋を経由して阪急芦屋川駅を通りますが、行楽シーズンだと座れないこともあります。

☆阪急芦屋川P1020796.JPG

運賃320円 (2010年10月現在)

☆バスP1010205.JPG

30分弱で 阪急バス バス停 東お多福山登山口で下車

☆バス停 東おたふくP1010208.JPG ☆バスP1050466.JPG

自販機がありますので水分を補給しましょう。六甲トレイルは女性にとってトイレが難点なのです。行ける時にいっておきましょう。このコースはここ以降、自販機、トイレが無いことだけが難点なのです。

 ☆自販機P1010211.JPG

道標に従って東お多福山方面へ進みます。

☆東 おたふくハイキング道看板P1010210.JPG

分岐に看板があるので見落とさないようにしましょう。

☆分岐P1050470.JPG  ☆看板P1010217.JPG

東お多福山にまっすぐ向って、少し急登の方へ歩を進めます。このコースは急登はここだけです。

☆笹道もうすぐ山頂P1050474.JPG

(登坂が苦手な人、初心者の方はどうぞ歩いて登ってください・・・)。

  P1050473.JPG

☆山へP1050476.JPG

ごろごろした石の多い山道から笹の道に入り、バス停から15~30分弱程度で東お多福山山頂に到着。

☆P1010240.JPG

 

急に目の前が明るく開けて、草原にでます。

☆笹P1010227.JPG
そこにある 標識です。

☆山頂P1050478.JPG

目の前に東おたふく山からの景色が広がります。

Pひがしおたふく1010244.JPG

☆ひがしおたふくP1010242.JPG
さぁトレイルランニング初心者の皆様 思いっきり走っちゃってください

☆東おたふくP1010245.JPG

「わ~いい♪♪」

☆P1010252.JPG

六甲山系の中でいちばん高原を感じさせる景色。

☆P1010254.JPG

広い草原がなだらかに続いている。

○山頂P1010231.JPG

草原ののどかな道を南に下ったところが、雨が峠。木陰の休憩場所もありますので食事するにはいいところ。

ここにトイレがあればハイカーの皆様にも良いのにな・・・(確かなかったと思うのですが)

☆雨が峠看板.JPG

さて、ここからは 多彩なコースどりのバリエーションが楽しめます。

まず選択肢として六甲山を登るのか、下るのかです。

今回は比較的緩やかな下り基調の走れるトレランコースをご紹介。

東お多福山登山口(JR芦屋駅からバス)→東お多福山山頂→雨が峠

→風吹岩跡→金鳥山→保久良神社→阪急岡本駅 

初心者にも楽チンで安全なのが魅力

ちなみに登る場合は次のようなトレランコースがあります。

例①     土樋割を経て、七曲のきつい登りから、一軒茶屋・六甲最高峰へ。裏六甲側の魚屋道(ととやみち)を有馬まで、最後は有馬温泉で汗を流して極楽極楽。 リンク

土樋割峠への下り道は東おたふく山の標識のすぐ脇から延びている。約5分で土樋割峠に到着(写真右)。土樋割峠は住吉谷と蛇谷(芦屋側)の分水嶺にあたる。文政年間のたいへんな干ばつがあった時に、この峠に土樋を通して住吉川の水を水の涸れた芦屋川に引きこんだらしい。これに怒った住吉川沿いの住民が土樋を壊したのだとという。水利権の争いがそのまま地名になって残ったのだといわれる。
 ここから蛇谷北山を目指してまた登り道

 

 

 

例②     ・・・一軒茶屋・六甲最高峰(山頂)から東六甲縦走路で宝塚へ (約12キロのトレイルランニング)

例③    ・・・一軒茶屋・六甲最高峰(山頂)から山上を西へ移動し 六甲ケーブルへ。(デート気分。)

 

お気楽なトレランということで まずは風吹岩めざして下って行くコースをとります。
 途中ゴルフ場を横切ったり、荒地山への分岐がありますが別の機会にどうぞ

標高約549mの荒地山の手前にある岩梯子とよばれる岩場で簡単な岩登り気分を味わいハシゴ状の岩を攀じ登る「岩梯子」や、人ひとりがやっと潜り抜けることのできる岩のトンネル「七衛門嵓」など、荒地山山頂までの道のりは岩登り気分も味わえ、とってもエキサイティング!童心にかえり冒険を楽しみましょう。 キャッスルウォール 岩梯子 ( 荒地山はまたの機会にごします・・・)

 六甲のメインルート魚屋道に合流。 、土日は何人ものハイカーが歩いています。

阪急御影に下山する住吉道の案内看板が立っており、そそられるかもしれませんが、トレランとしてはいまいち・・・走りにくいルートなので、初心者の方にはおすすめしません。またの機会にどうぞ。

 ☆看板P1020876.JPG

 

約15分ほどで風吹岩に到着です。

◎風吹岩P1001223.JPG

 標高437m。案内板では震災で岩が崩れる前の447mになっています。

○風吹岩P1020104.JPG

 

☆かざふきいわP1020097.JPG

ここはいくつもの登山ルートの通過点でもありますので、休日は多くの人たちで賑わっています。 通常はロックガーデンの方から登ってきたハイカーが多くなります。

☆風吹岩P1001224.JPG

天気がよければ、阪神間の街から大阪湾一帯から関空、生駒山系~紀州の山並み、淡路島まで一望でき、絶景を堪能。 爽快感が味わえます。

☆風吹岩.JPG

ここからの下山コースは体力、時間で決めてください。

ロックガーデンを芦屋へ降りていくのが下山最短ルートです。

風吹岩跡→(ロックガーデン)→滝の茶屋→阪急芦屋川駅

☆岡本方面高台P1020934.JPG

危険な岩下りよりもトレイルランニングとして走れるルートとして、

金鳥山→保久良梅林→ 阪急 岡本コースを推奨します。 

ロックガーデンはどちらかというと登る方が楽しめるかと思います。

 

P階段1020931.JPG

 

保久良梅林 

☆ほくら岡本P1020941.JPG

梅の花の見ごろは2月中旬~3月中旬頃がピーク。

○梅P1020952.JPG
猪( ウリ坊 )に会えることも。

 ☆猪 018.jpg

☆猪019.jpg

阪急岡本駅周辺は石畳が続く洒落た商店街。

阪急岡本の街.jpg

阪急「岡本」駅の南改札からJR「摂津本山」駅に向かう坂は、いつも学生や主婦を中心に多くの人で活気にあふれています。生活臭がなく垢ぬけた雰囲気。オシャレです。

( トレランのファッションのままで、ズカズカ入れるお店は少ないと思いますが。)

岡本駅前.jpg

若者や女性の「住みたい街」として、イメージ・雰囲気・利便さから

頻繁に名前のあがる阪急「岡本」駅周辺ですが、その裏には行政や地域住民の努力が隠れているのでした。
しいていえば東京の青山、代官山といったハイセンスエリアのような『作られた街』とも言えます。 

もう少し猥雑な方が落ち着く人には六甲道や王子公園の方が居心地良いでしょう。

☆岡本P1020967.JPG

スコーンと拡がる東お多福山のパノラマ。 

気分が良くなる風景。 

あなたのたいせつな人に

見せてあげたくなる。 

東お多福山 山頂からは、岡本まで

ひたすら快適な下りが続く楽チンなコースです。 

ゆっくり走ってみましょう。しんどかったら歩いてかまいません。

六甲山でのトレイルランニング初体験。

友達を、

恋人を

子供を

たいせつな人を誘ってでかけてみよう。

  ☆猪 親子 023.jpg