東お多福山
東お多福山(ひがしおたふくやま)は、神戸市と芦屋市にまたがる標高697mの山。
阪神間の小学生の遠足、親子ピクニック定番コースです。
おすすめ度:
初心者の気軽なトレラン入門コースとしてイチオシです。
バスでアクセスしちゃいましょう!
JRの芦屋 北側バスターミナルから阪急バスに乗ります。
東お多福山-奥池経由 芦屋ハイランド行 有馬温泉 山口営業所行
http://bus.hankyu.co.jp/rosen/0573.html#busmap
このバスは阪神芦屋発でJR芦屋を経由して阪急芦屋川駅を通りますが、行楽シーズンだと座れないこともあります。
運賃320円 (2010年10月現在)
30分弱で 阪急バス バス停 東お多福山登山口で下車。
自販機がありますので水分を補給しましょう。六甲トレイルは女性にとってトイレが難点なのです。行ける時にいっておきましょう。このコースはここ以降、自販機、トイレが無いことだけが難点なのです。
道標に従って東お多福山方面へ進みます。
分岐に看板があるので見落とさないようにしましょう。
東お多福山にまっすぐ向って、少し急登の方へ歩を進めます。このコースは急登はここだけです。
(登坂が苦手な人、初心者の方はどうぞ歩いて登ってください・・・)。
ごろごろした石の多い山道から笹の道に入り、バス停から15~30分弱程度で東お多福山山頂に到着。
急に目の前が明るく開けて、草原にでます。
目の前に東おたふく山からの景色が広がります。
さぁトレイルランニング初心者の皆様 思いっきり走っちゃってください
「わ~いい♪♪」
六甲山系の中でいちばん高原を感じさせる景色。
広い草原がなだらかに続いている。
草原ののどかな道を南に下ったところが、雨が峠。木陰の休憩場所もありますので食事するにはいいところ。
ここにトイレがあればハイカーの皆様にも良いのにな・・・(確かなかったと思うのですが)
さて、ここからは 多彩なコースどりのバリエーションが楽しめます。
まず選択肢として六甲山を登るのか、下るのかです。
今回は比較的緩やかな下り基調の走れるトレランコースをご紹介。
東お多福山登山口(JR芦屋駅からバス)→東お多福山山頂→雨が峠
→風吹岩跡→金鳥山→保久良神社→阪急岡本駅
初心者にも楽チンで安全なのが魅力
ちなみに登る場合は次のようなトレランコースがあります。
例① 土樋割を経て、七曲のきつい登りから、一軒茶屋・六甲最高峰へ。裏六甲側の魚屋道(ととやみち)を有馬まで、最後は有馬温泉で汗を流して極楽極楽。 リンク
土樋割峠への下り道は東おたふく山の標識のすぐ脇から延びている。約5分で土樋割峠に到着(写真右)。土樋割峠は住吉谷と蛇谷(芦屋側)の分水嶺にあたる。文政年間のたいへんな干ばつがあった時に、この峠に土樋を通して住吉川の水を水の涸れた芦屋川に引きこんだらしい。これに怒った住吉川沿いの住民が土樋を壊したのだとという。水利権の争いがそのまま地名になって残ったのだといわれる。
ここから蛇谷北山を目指してまた登り道
例② ・・・一軒茶屋・六甲最高峰(山頂)から東六甲縦走路で宝塚へ (約12キロのトレイルランニング)
例③ ・・・一軒茶屋・六甲最高峰(山頂)から山上を西へ移動し 六甲ケーブルへ。(デート気分。)
お気楽なトレランということで まずは風吹岩めざして下って行くコースをとります。
途中ゴルフ場を横切ったり、荒地山への分岐がありますが別の機会にどうぞ
標高約549mの荒地山の手前にある岩梯子とよばれる岩場で簡単な岩登り気分を味わいハシゴ状の岩を攀じ登る「岩梯子」や、人ひとりがやっと潜り抜けることのできる岩のトンネル「七衛門嵓」など、荒地山山頂までの道のりは岩登り気分も味わえ、とってもエキサイティング!童心にかえり冒険を楽しみましょう。 キャッスルウォール 岩梯子 ( 荒地山はまたの機会にごします・・・)
六甲のメインルート魚屋道に合流。 、土日は何人ものハイカーが歩いています。
阪急御影に下山する住吉道の案内看板が立っており、そそられるかもしれませんが、トレランとしてはいまいち・・・走りにくいルートなので、初心者の方にはおすすめしません。またの機会にどうぞ。
約15分ほどで風吹岩に到着です。
標高437m。案内板では震災で岩が崩れる前の447mになっています。
ここはいくつもの登山ルートの通過点でもありますので、休日は多くの人たちで賑わっています。 通常はロックガーデンの方から登ってきたハイカーが多くなります。
天気がよければ、阪神間の街から大阪湾一帯から関空、生駒山系~紀州の山並み、淡路島まで一望でき、絶景を堪能。 爽快感が味わえます。
ここからの下山コースは体力、時間で決めてください。
ロックガーデンを芦屋へ降りていくのが下山最短ルートです。
→風吹岩跡→(ロックガーデン)→滝の茶屋→阪急芦屋川駅
危険な岩下りよりもトレイルランニングとして走れるルートとして、
金鳥山→保久良梅林→ 阪急 岡本コースを推奨します。
ロックガーデンはどちらかというと登る方が楽しめるかと思います。
保久良梅林
梅の花の見ごろは2月中旬~3月中旬頃がピーク。
阪急岡本駅周辺は石畳が続く洒落た商店街。
( トレランのファッションのままで、ズカズカ入れるお店は少ないと思いますが。)
若者や女性の「住みたい街」として、イメージ・雰囲気・利便さから
頻繁に名前のあがる阪急「岡本」駅周辺ですが、その裏には行政や地域住民の努力が隠れているのでした。
しいていえば東京の青山、代官山といったハイセンスエリアのような『作られた街』とも言えます。
もう少し猥雑な方が落ち着く人には六甲道や王子公園の方が居心地良いでしょう。
スコーンと拡がる東お多福山のパノラマ。
気分が良くなる風景。
あなたのたいせつな人に
見せてあげたくなる。
東お多福山 山頂からは、岡本まで
ひたすら快適な下りが続く楽チンなコースです。
ゆっくり走ってみましょう。しんどかったら歩いてかまいません。
六甲山でのトレイルランニング初体験。
友達を、
恋人を
子供を
たいせつな人を誘ってでかけてみよう。